最近、インターンシップの経験がある学生が増えてき ましたよね。
社会に出る前に、 会社で働くとはどういうことかが分かる非常に良い機会ですし、 就活でのアピールにもなりつつあります。
今回はそんなインターンの中でも、ぼくがドイツ 留学中に海外インターンに挑戦した話をご紹介します!
なぜ海外アルバイトではなく海外インターンをしようと思ったのか
ぼくが海外インターンをやってみようと思ったのは、 将来海外駐在等で海外での仕事をしてみたいと思っていたのと、 この経験が就活でアピールになると思っていたからです。
また、あくまで社会人になってからの就業の経験が目的だったので、 アルバイトではなくインターンである必要がありました。
それまでインターンシップをしたことがなかったので、 純粋に仕事ってどんなもんなんだろうっていうのを知っておきたか ったのもあります。
ぽたすけ
留学中だからこそ出来ることだしね!
どうやって申し込みをしたのか
ネット上にはいくつもインターンシップ紹介サイトがありますが、 ぼくの住んでいたドイツ・ハイデルベルクの案件なんて当然なく、近くの大都市フランクフルトでも探しましたが、数件しかありませんでした。
ぽたすけ
むしろ数件あるだけでも凄いと思うんだけどね
そして、そのメール文面はこちら・・・
Dear ”会社名”
Hello. My name is ”名前”. I am an exchange student from Japan and now I am studying German at Heidelberg university.
I would like to know about the possibility of an internship at your company.
I would like to work in an international business company in the future and I am especially interested in “業界名”. “企業名” is one of the greatest international company in “業界名” all over the world and personally I like “企業名” the best.
So it would be very nice if I could experience the businesses at your company from the middle of October to the beginning of February at the Frankfurt office.
I have attached my resume for more information and hope to hear from you soon.
Yours truly
“名前”
添付:ドイツ語と英語の履歴書
最初の2社は見事にシカトだったのですが、 3社目の航空会社からなんと返事が・・・!
何度かメールでやり取りをして、どういう仕事が良いのか、 週何日働けるのか、 ハイデルベルクの街からどうやってフランクフルトにくるのかなど など詳細を詰めていきました。
ちなみに、給料については最初から貰うつもりは無かったので無給にしましたが、ハイデルベルクからフランクフルトへの交通費(合計約5万円)は支給頂けました。
そして、簡単な契約書を書いて、10月からインターンシップを開始したのです。
実際にどんな業務をしたのか
ぼくが仕事をさせてもらったのは、 経理総務の部署で、関係企業からの請求書処理や備品管理、 大型懇親会の運営などをやっていました。
ぽたすけ
仕様言語は英語、ドイツ語、日本語、全部!
幸運なことでしたが、本当に取引先に支払う数百万円の請求書を何本も処理しながら、チームの皆さんと全く同じ業務をさせてもらえました。
もちろん何度もミスをして先輩方にお叱りも受けましたが、 短期間とはいえ本当の社員のように扱ってもらえたことはとて も嬉しかったです。
また、 個人的にもっと空港でのオペレーションも見てみたいという要望を 伝えたところ、他部署の業務も見学させてもらえました。
ぽたすけ
本当に良いインターン先だったな~
海外インターンの経験は就活でアピールになった?
海外インターンの経験は就活で非常に良いアピールになりました。
国際的な企業を志望していると、留学に行っていた就活生は珍しく無いものです。
また、インターンも昨今流行っており、 短期間のインターンを何社もやっていた猛者もいますよね。
でも海外でインターンをして、 かつ同じ企業で長く本格的な仕事をした人は少なかったので、 採用官の目には止まりやすかったようです。
面接でこのエピソードをアピールすると、「え?海外でインターンしてたの?何したの?そもそもどうやって申し込んだの?」と興味深く質問されました。
ぽたすけ
採用担当の若い人とかは、日本でしか仕事していない人も多いですから、海外でのインターンが興味深かったのかも?
海外インターンの経験は、入社の仕事に役立ってる?
海外インターンの経験は、入社後の仕事でもとても役立っています。
海外からの電話に出るときにどう出るのが一般的なのか?(会社名から始めるの?名前だけ?)とか。
NATOが定めた正しいフォネティックコードを使えることとか。
海外で好んで使われる資料の作り方とか・・・
海外インターンしてなければ、出来なかったし発想すら無かったことだと思います。
またこの海外インターンのエピソードを上司にしておくと、 海外出張や駐在について安心させる材料になるため、 自分のキャリア形成においても有利に働くことがあります。
まとめ
海外インターンをやろうと考えたとき、とても勇気がいりました。
そもそもドイツ語だって英語だってまだ分からなくなるときがある というのに、それを仕事として使うだなんて… と本当に心配でした。
さらに、いきなり会社の代表メールに履歴書つきでメールを送りつけてインターンとして雇ってくれ!というわけですからね。
でも勇気を出して連絡してみると、 こんな若者でも受け入れてくれる会社もあるのです。
ぽたすけ
興味がある方は是非チャレンジしてみてくださいね!
では、Auf wiedersehen!